高1男子から学ぶ 勝つためのポジショニング戦略%EntryTitle%>
2020年06月24日│●販促コラム
リピーターになってくれるお客様を集客する
「A4」1枚アンケート販促法!
集客・販促コンサルタントの神南です。
今日は、ビジネスにおいて
苦手なところで勝負せず
勝つためのポジショニングを取っていますか?
という話を、息子のエピソードと絡めてお話します。
僕の息子は高校1年生。
中学から始めた陸上部へ入部しました。
中学の頃は、
100m、200mの
短距離選手でした。
高校では
スポーツ推薦の子たちも多く
ガチの100mのタイムでは
同学年の中で4~5番手(らしい)
タイムだけでは勝てません。
そこで、
彼は今後3年間ビジョンを考え
自分が勝てるポジショニング
について僕に語ってくれました。
それは、
「4×100Mリレー 1走のスーパーサブ」
というポジション。
小柄な彼は、
自分の身体的特徴や
得意とするところを考えた結果
個人種目の100Mで
レギュラーを目指すことより
1走のスペシャリストとして磨きをかけ
リレーメンバーとして
選んでもらう道を選んだのです。
これが彼にとって最も優位な立場で戦える
「勝てるポジショニング」でした。
強豪チームでは、
大会の決勝などにピークを持っていくため
上位レースまでレギュラーを温存するそうです。
結果的にレギュラーになれなくても
リレーメンバーとして出場できるなら
スーパーサブでいいとまで言い切りました。
お笑い芸人で言うところの
「番組に欠かせないひな壇芸人」
(例えが悪い!w)
で、
そこへ辿り着く決め手となったのは
中学時代の恩師(監督)から言われた
「スタートダッシュ」
「コーナーの走り」
の良さ。
彼は、中体連の前
100mタイムでは
微妙だったものの
スタートの良さを買われて
4×100mリレーの
1走として選ばれたという背景があります。
これは、
「A4」1枚アンケートで言うところの
Q4 選ばれる理由(お客様目線で見た強み)
と通じるものがあります。
自分のファン(お客様)に
他にも同じような会社やお店が
あるにもかかわらず、
何が決め手となって
買ってくれた(買い続けてくれている)のか
を聞く質問です。
これを
繰り返していくことで
自分では気づけない
お客様目線で見た
無意識レベルの
本当の強みがわかるというもの。
それを、
あなたの強みとして
打ち出していくことで
それを求める見込み客
=リピーターになってくれやすい人
を集めることができるというロジックです。
息子は監督の言葉を
自分の強みとしてとらえ
体が大きく、タイムも早いライバルが取りにこない
1走という、勝てるポジショニングを組み立てたのです。
また、
彼の話で非常に興味深かったのは
1走に適している2つの証拠を
プレゼンしてきたことです。
・体幹の強さ
物心がついた頃から
バランスボールが友達で
今ではバランスボールの上で
スクワットができるほど体幹が強い
(これ、マジですごいですよ)
小学校6年間、空手で体幹が鍛えられた
その結果
遠心力がかかるコーナーで
身体を大きく傾けても身体がブレず
加速しながら走ることができる
・スタートダッシュ~前半の走力
小学校時代にサッカーで鍛えた脚で
スタート時のブロックを蹴る脚力がついた
スタートから15~20mまでの走りを研究・練習し
前半の走力が良いこと
これにより
1走は、2走へのバトンパスまで
80mくらいなので
100mタイムでは勝てなくても
スタートとコーナーの走りが良ければ
選ばれる可能性がある
など、自己分析から
なぜそのポジションを狙うのかを
力強く説明してくれました。
これも
「A4」1枚アンケートにある
「裏付けとなる証拠」に通じます。
「4×100mリレー 1走のスペシャリスト」
というキャッチコピーに書かれたことを
お客様に信用してもらうための証拠です。
(ここでは、父親に信用してもらうための証拠)
更に、話は具体的な将来あるべき姿について
日本の陸上界で
100m個人種目では
残念ながら選考されなかったのですが
ロケットスタートで一躍有名になり
日本代表のリレーの1走に選ばれた
多田修平選手を
息子はとても敬愛し
理想像にしているようです。
(あのガトリン選手と最後まで競った多田選手の動画 6分ほどから走ります)
ビジネスの世界では
「モデリング」という言葉があります。
手本となるモデルの行動を徹底的に研究し
それをマネながら自分のものにしていくことです。
彼が今回導き出したポジショニングに
最高のお手本として多田選手をあげ
行動を意識しているのです。
若干15歳の男の子が
ここまで真剣に考えていたのかと
改めて感心し
熱心にプレゼンする彼へ
思わず拍手を送りたくなりました(笑
(同い年の頃の父親は遊びとバイトに明け暮れてましたw)
息子の勝負はこれからが本番ですが
3年後の彼が
どんな形で引退を迎えるのか
父親として、今からとても楽しみです。
そして
この話はビジネスのマーケティング戦略に
共通する話です。
あなたの業界にも
必ずライバルがいるでしょう。
恐らく
1社や2社程度ではなく
沢山のライバルがいるはずです。
それもあなたよりも
立地の良いところへお店を出していたり
スキルや経験があったり
魅力的な商品やサービスを持っていたり
資金力があってバンバン宣伝広告を使えていたり
SNSでの情報発信が得意だったり
スタッフが大勢いて、総合力では敵わなかったり
と挙げればキリがありませんが
そんな中で
つい諦めたくなってしまうときもあるでしょう。
でも、
お客様にとって
あなたの会社やお店
商品・サービスでなければならない
理由がしっかり伝われば
選んでもらえるのです。
それが今できているかどうかを知るには
「●●と言えば●●(あなた・会社・お店・商品・サービスなど)」
と皆が口を揃えて言ってくれるような
フレーズがあるかどうかということ。
これが、勝てるポジショニングであり
これを作ることができれば
あなたはまだまだ大丈夫!
もし、ヤバって思ったら
以下のことを考えてみてください。
・ライバルと比較して勝っていることで手を出していないところ
・他のライバルがマネしたくても簡単に参入できないこと
・ライバルがむしろやりたくない/避けたいこと
でも、全てにおいて外せないのは
市場(マーケット)が存在すること。
これが勝てるポジショニングのポイントです。
今日のまとめ
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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中学から始めた陸上部へ入部しました。
中学の頃は、
100m、200mの
短距離選手でした。
高校では
スポーツ推薦の子たちも多く
ガチの100mのタイムでは
同学年の中で4~5番手(らしい)
タイムだけでは勝てません。
そこで、
彼は今後3年間ビジョンを考え
自分が勝てるポジショニング
について僕に語ってくれました。
それは、
「4×100Mリレー 1走のスーパーサブ」
というポジション。
小柄な彼は、
自分の身体的特徴や
得意とするところを考えた結果
個人種目の100Mで
レギュラーを目指すことより
1走のスペシャリストとして磨きをかけ
リレーメンバーとして
選んでもらう道を選んだのです。
これが彼にとって最も優位な立場で戦える
「勝てるポジショニング」でした。
強豪チームでは、
大会の決勝などにピークを持っていくため
上位レースまでレギュラーを温存するそうです。
結果的にレギュラーになれなくても
リレーメンバーとして出場できるなら
スーパーサブでいいとまで言い切りました。
お笑い芸人で言うところの
「番組に欠かせないひな壇芸人」
(例えが悪い!w)
で、
そこへ辿り着く決め手となったのは
中学時代の恩師(監督)から言われた
「スタートダッシュ」
「コーナーの走り」
の良さ。
彼は、中体連の前
100mタイムでは
微妙だったものの
スタートの良さを買われて
4×100mリレーの
1走として選ばれたという背景があります。
これは、
「A4」1枚アンケートで言うところの
Q4 選ばれる理由(お客様目線で見た強み)
と通じるものがあります。
自分のファン(お客様)に
他にも同じような会社やお店が
あるにもかかわらず、
何が決め手となって
買ってくれた(買い続けてくれている)のか
を聞く質問です。
これを
繰り返していくことで
自分では気づけない
お客様目線で見た
無意識レベルの
本当の強みがわかるというもの。
それを、
あなたの強みとして
打ち出していくことで
それを求める見込み客
=リピーターになってくれやすい人
を集めることができるというロジックです。
息子は監督の言葉を
自分の強みとしてとらえ
体が大きく、タイムも早いライバルが取りにこない
1走という、勝てるポジショニングを組み立てたのです。
また、
彼の話で非常に興味深かったのは
1走に適している2つの証拠を
プレゼンしてきたことです。
・体幹の強さ
物心がついた頃から
バランスボールが友達で
今ではバランスボールの上で
スクワットができるほど体幹が強い
(これ、マジですごいですよ)
小学校6年間、空手で体幹が鍛えられた
その結果
遠心力がかかるコーナーで
身体を大きく傾けても身体がブレず
加速しながら走ることができる
・スタートダッシュ~前半の走力
小学校時代にサッカーで鍛えた脚で
スタート時のブロックを蹴る脚力がついた
スタートから15~20mまでの走りを研究・練習し
前半の走力が良いこと
これにより
1走は、2走へのバトンパスまで
80mくらいなので
100mタイムでは勝てなくても
スタートとコーナーの走りが良ければ
選ばれる可能性がある
など、自己分析から
なぜそのポジションを狙うのかを
力強く説明してくれました。
これも
「A4」1枚アンケートにある
「裏付けとなる証拠」に通じます。
「4×100mリレー 1走のスペシャリスト」
というキャッチコピーに書かれたことを
お客様に信用してもらうための証拠です。
(ここでは、父親に信用してもらうための証拠)
更に、話は具体的な将来あるべき姿について
日本の陸上界で
100m個人種目では
残念ながら選考されなかったのですが
ロケットスタートで一躍有名になり
日本代表のリレーの1走に選ばれた
多田修平選手を
息子はとても敬愛し
理想像にしているようです。
(あのガトリン選手と最後まで競った多田選手の動画 6分ほどから走ります)
ビジネスの世界では
「モデリング」という言葉があります。
手本となるモデルの行動を徹底的に研究し
それをマネながら自分のものにしていくことです。
彼が今回導き出したポジショニングに
最高のお手本として多田選手をあげ
行動を意識しているのです。
若干15歳の男の子が
ここまで真剣に考えていたのかと
改めて感心し
熱心にプレゼンする彼へ
思わず拍手を送りたくなりました(笑
(同い年の頃の父親は遊びとバイトに明け暮れてましたw)
息子の勝負はこれからが本番ですが
3年後の彼が
どんな形で引退を迎えるのか
父親として、今からとても楽しみです。
そして
この話はビジネスのマーケティング戦略に
共通する話です。
あなたの業界にも
必ずライバルがいるでしょう。
恐らく
1社や2社程度ではなく
沢山のライバルがいるはずです。
それもあなたよりも
立地の良いところへお店を出していたり
スキルや経験があったり
魅力的な商品やサービスを持っていたり
資金力があってバンバン宣伝広告を使えていたり
SNSでの情報発信が得意だったり
スタッフが大勢いて、総合力では敵わなかったり
と挙げればキリがありませんが
そんな中で
つい諦めたくなってしまうときもあるでしょう。
でも、
お客様にとって
あなたの会社やお店
商品・サービスでなければならない
理由がしっかり伝われば
選んでもらえるのです。
それが今できているかどうかを知るには
「●●と言えば●●(あなた・会社・お店・商品・サービスなど)」
と皆が口を揃えて言ってくれるような
フレーズがあるかどうかということ。
これが、勝てるポジショニングであり
これを作ることができれば
あなたはまだまだ大丈夫!
もし、ヤバって思ったら
以下のことを考えてみてください。
・ライバルと比較して勝っていることで手を出していないところ
・他のライバルがマネしたくても簡単に参入できないこと
・ライバルがむしろやりたくない/避けたいこと
でも、全てにおいて外せないのは
市場(マーケット)が存在すること。
これが勝てるポジショニングのポイントです。
今日のまとめ
苦手なところで勝負しない。勝てるポジショニングを取るべし!
今日も最後まで読んでいただき
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Posted by 神南 臣之輔 at 10:43│Comments(0)
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